2026年8月18日、ブラジル・サンパウロにおいて、イスラエル、日本、フィンランドのスタートアップとブラジル企業をつなぐビジネス交流会が開催されました。
本交流会は、海外スタートアップのブラジル市場への進出を支援する「ScaleUp in Brazil」プログラムの一環として、ブラジル貿易投資促進庁(ApexBrasil)、ブラジル・プライベートエクイティー・ベンチャーキャピタル協会(ABVCAP)、イスラエル貿易振興庁(Israel Trade)、日本貿易振興機構(JETRO)、Business Finlandが共同で実施したものです。
2026年のプログラムには、日本4社、イスラエル7社、フィンランド7社の計18社が採択されました。そのうち13社がブラジルでの現地プログラムに参加し、現地企業やイノベーション関連機関の訪問、ビジネスマッチング、ピッチなどを通じて、ブラジル市場での事業機会を探りました。
イスラエルからは7社が参加し、今回の参加国の中で最多となりました。参加企業は、ブラジル企業や投資家などとの交流を通じて、自社の技術やサービスを紹介するとともに、現地市場のニーズや事業環境について理解を深めました。
「ScaleUp in Brazil」の特徴は、単発の商談機会を提供するだけではなく、海外企業がブラジルで事業を展開するために必要な知識やネットワークの構築を、継続的に支援している点にあります。
参加企業は、ブラジル市場に関するオンライン研修を受けるほか、現地での法人設立や納税者番号、銀行口座など、ブラジルで事業を開始するための実務的な情報についても学びます。その後、現地企業との面談やビジネスマッチングを通じて、具体的な事業機会の創出を目指します。
日本からは2022年から同プログラムに参加しており、これまでに14社の日本のスタートアップが参加しています。そのうち約半数が、ブラジルで何らかの事業活動を開始するなど、実際の市場進出にもつながっています。
今回の取り組みは、イスラエル企業の海外展開における国際連携の可能性を示す事例としても注目されます。イスラエル、日本、フィンランドという異なるイノベーション・エコシステムを持つ国々のスタートアップが、ブラジルという第三国市場で新たなビジネス機会を模索することで、二国間にとどまらない国際的なビジネスネットワークの構築につながっています。
イスラエルでは、サイバーセキュリティ、AI、アグリテック、ヘルステック、クリーンテックなど、多様な分野で革新的なスタートアップが成長しています。今後も、海外の市場や企業との連携を通じたイスラエル企業のグローバル展開が期待されます。


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