Eitan Stibbe 氏は先月の来日に際し、駐日イスラエル大使館経済部、Japan-Israel Business Forum、Sibanslabが共催したSpace-Techセミナーに登壇し、自身の宇宙飛行経験や、宇宙産業の未来、日・イスラエル間の協力可能性について講演を行いました。
イスラエル唯一の民間宇宙飛行士が語る、日本との宇宙協力への期待
イスラエル唯一の民間宇宙飛行士であり、投資家としても活動するエイタン・スティッベ氏が来日し、日本の宇宙産業との連携の可能性について語りました。スティッベ氏は2022年に国際宇宙ステーション(ISS)へ滞在し、日本実験棟「きぼう」での実験を含む科学・教育・芸術プロジェクトに取り組んだ経験を持ちます。
同氏は、宇宙開発が国家安全保障、通信・測位、気候変動対策、防災、農業など幅広い分野で重要性を増していると指摘しました。さらに、宇宙空間にAIを活用したデータ処理基盤や衛星通信ネットワークを構築する構想が進んでいることにも触れ、宇宙インフラの役割は今後さらに拡大すると述べています。
また、スティッベ氏は「日本とイスラエルは互いに補完的な強みを持っている」と強調し、日本のロケット技術や宇宙関連産業の高い技術力を評価しました。イスラエルは米国主導のアルテミス計画に参加しており、月探査、衛星技術、宇宙インフラ、宇宙デブリ対策など多様な分野で日本との協力の可能性があると期待を示しています。特に、日本企業による宇宙デブリ対策技術や宇宙スタートアップの成長に強い関心を寄せました。
さらに、同氏は日本の宇宙関連予算が近年大きく拡大していることに注目し、「日本の宇宙投資はこれから本格化する段階にある」と述べました。自身も日本の宇宙関連企業への投資を行っていることを明かし、将来的には日本からイスラエルへの投資も進むことへの期待を表明しました。宇宙分野における日・イスラエル協力の拡大が、両国のイノベーション創出につながることが期待されます。




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